SEOと自動化

こんにちはメルです。

ネットビジネス業界、特にアフィリエイターやプレナーの人達は
自動化が大好きですよね。

何でも自動化、自動化。
自動化でサイト量産、500の検索エンジンに自動登録、
Facebookやツイッターも自動、ブログも自動投稿など、
きりがないほどありますよね。

別に否定している訳ではなくて、自動化するという事は作業が軽減し
効率が良くなるので私も自動化は好きです。

ただ、自動化の目的のほとんどはSEOだったりするわけで
上位表示するための自動化はリスクも大きいのが事実です。

 

検索エンジンとイタチゴッコの歴史

2004年頃に絶頂を迎えたバックリンク対策。

たくさんの人達がこぞってメインサイトのためのサテライトを量産し、
メインサイトに被リンクをする事で順位を上げる。

このようにして膨大なリンクファームを構築し被リンクを稼ぐ事で
本当に簡単に上位表示ができた時代もありました。

ところがリンクファームと言うのはそれだけで既にスパム行為であり、
そこから意図的に被リンクを受ければ当然メインサイトもスパムサイト
になります。

ただ、どこからどこまでがスパムで、どこからどこまでがそうでないのか
と言う基準が曖昧だったり、検索エンジンの性能でどこまで判断出来るのか
などの問題もあり、事実上放任されてきました。

そして2007年のGoogleのアップデートで痛い目を見る人が続出したのです。

人が見れば一目瞭然でわかってしまうような
全く内容のない、
露骨な被リンク目的のサイトがそれまではまかり通っていましたが
このアップデートで通用しなくなった為です。

2007年まで通用していた手法は本当にふざけた話で、
テキスト10文字程度のページを量産しまくっていただけなんですよ。

それこそ単純なプログラムで何十万、何百万というサイトを
量産していました。

通用しなくなったので今度は単純なプログラムから進化し、
簡単なリライトが出来る様な、少し気の利いたプログラムで
対抗します。

大雑把に書きましたが、実際には2007年だけではなくこれまで
何度もこのようなことがあり、まさにイタチゴッコ状態でした。

そして記憶に新しい、ペンギン、パンダのアップデートが来ます。

少し気の利いたプログラムではもう通用しなくなり、今では
コンテンツ重視と言い始めましたね。

 

SEOはコンテンツ重視が元々王道

元々SEOはコンテンツ重視なんですけどね。

コンテンツを充実させるという事は、企画もしなければいけないし
膨大な手間も掛かるため、たくさんの人達は手っ取り早い
バックリンクに手を染めていたんです。

実際に私は企業のSEOをいくつも担当し、ビックキーワードで
3位以内の実績がたくさんありますが、バックリンクは
ほぼ無視し、コンテンツで勝負していました。

一定以上の規模の企業になると、一発屋よりも安定を求めるからです。

コンテンツ勝負で上位表示したサイトは順位の変動はほぼありません。

検索で順位を決定する為の要素は200~300あると言われています。

その中のたった一つの要素である「被リンク」だけを対策して
順位をあげた場合、ほんの少しの要素の重要度が変わっただけでも
順位の変動が大きいのはわかりますよね?

そしてすべての要素を強化するためにはコンテンツを強化することが
必要不可欠なのです。

と言うか、コンテンツを強化すればさまざまな要素が強化されるんです。

例えば、コンテンツが良くなると、リピーターが増え、トラフィックが
増え、リンクしてくれる人も増えます。

ただやはり、今ではだいぶ重要度が下がったとは言え、外部リンクという
要素があるのですから少しは対策をしたいと考えるのが人情ですよね。

自動化ツールが悪いと言っているのではありません。

検索エンジンの性能も非常に高いので、ツールの使い方には
気を付けたほうが良いと言っているだけです。

ツールをうまく使い、その上でコンテンツも強化していくという
スタイルが一番良く、その為の使い勝手の良いツールを見つける事が
大事だと思います。

 

 

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